2018年5月12日土曜日

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』第1巻 感想

推しが武道館いってくれたら死ぬ』第1巻を読みました。
いや~、この作品…。「優しい世界」と言うヤツですね、私の好きな(そう、この漫画自体アイドル臭がする)。
ギャグシーンの手の抜き方が神ですよ。手塚治虫の再来かっていう。
舞菜目線の話をしてしまうと
「アイドル」っていうのはその存在自体が「矛盾」を持っているんですよね。
どんなアイドルだって所詮は「人間」なのだから、この世に人間の「アイドル」なんて居るワケがないワケで、じゃあアイドルっていうのはみんな「隠し」たり「嘘」をついてたりするワケで…。
えりぴよはそんな「嘘」の舞菜のことが好きなのか、それとも本当の舞菜を愛してくれるのか、それを舞菜は…て言うか読者は考えさせられる作品なんですよねー。
とは言えこの作品自体が「漫画」なんだからそんな心配は多分杞憂ですね(笑)
でもえりぴよはちゃんとそのへんわきまえてて、電車で偶然一緒に乗り合わせたときは「ごめん車両変えるから」って言える、そのイケメンさ(大人のわきまえた対応)よ…それが良いようでもあり、またはがゆい…。えりぴよはガチ恋になるのだろうか? でもならないと舞菜がかわいそうだから、えりぴよの葛藤をそれなりに描いていってくれるといいなぁ。ギャグからそういう方向にメリハリつけるの、大変だろうけど…。て言うか舞菜のほうが「アイドル」として成長する物語かも知れないけど!
で、本当に絵が上手いです。どうせって言ったらナンですけど、人間は衰えます。
平尾先生が永遠にこんな上手いはずがないので、最高に上手い今この作品が最高傑作なんじゃないかなって思っちゃいます。

できないなら、やらなくていいと思う そして、できないなりにやって、 同じレベルの人と過ごせばいいと思う